両親が仮住まいしているなか、寒川神社への初詣で新しい年を迎えた。

春には両親の具合もよくなり、歌舞伎や湯河原温泉を楽しんで仮住まいを終了、松江へ戻った。

遼は横浜の居酒屋でアルバイトを始め、淳子はペン字を習い始めた。 毅は大学祭に出展した映画で主役を演じた。

夏、徹と淳子はクラシックやジャズコンサート、ストレッチ体操仲間とのカラオケ、と「音楽」を楽しんだ。特にチョン・キョンファのすごい生演奏には体が震えっぱなしであった。

秋、毅は大学祭で舞台を演出。素人の両親でも楽しめる良い舞台だった。

徹は会社でソフトウエア関連の研究所を任されることになり、忙しくなった。まず、アメリカ、フランス、中国（北京、上海）と短期の海外出張が続いた。初めての中国では、スケールの大きさと近代的ビル群に驚嘆した。

冬、徹と淳子は健康維持を兼ね、富士山と海の眺めが素晴らしい近くの丘陵地帯の散歩を楽しんだ。

2003年も家族にとっていろいろなことを新しく始める年になった。

２００３ 年 １月と ２月

*おせち料理と初詣　 *箱根駅伝（徹・淳子）　 *御殿場アウトレット（徹・淳子）

２００３ 年 ３月と ４月

*アルバイト開始（遼） *ベトナム料理（徹・淳子） *松居慶子（徹・淳子） *オフィスビルでのコンサート（徹）

２００３ 年 ５月と ６月

*春の大学祭（毅） *小さな従兄弟（遼） *母の日 （淳子） *茅ヶ崎海岸（徹・淳子）

２００３ 年 ７月と ８月

*野外ジャズコンサート（徹、淳子） *フランス料理（徹、淳子） *焼肉 *チョン・キョンファ（徹、淳子）

２００３ 年 ９月と １０月

*オフィスビルでのコンサート再び（徹） *茅ヶ崎のそばや（徹、淳子） *アメリカ・フランス出張（徹）

２００３ 年 １１月と １２月

*中国出張（徹） *赤羽根山ウオーキング（徹、淳子） *秋の大学祭（毅） *クリスマス・コンサート（徹、淳子）