Yamasaki 2006年7月・8月の我が家の出来事



お盆

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このあたりの農家ではお盆になると、家に帰ってくる霊の乗り物として、キュウリで馬をナスで牛を作って門の前に飾る。キュウリは足の速い馬に見立てられあの世から早く家に戻ってくるように、またナスは歩みの遅い牛に見立てられこの世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、との願いがそれぞれ込められているとのことである。


例大祭

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家の近くの八王子神社の例大祭が行なわれた(上左写真)。今年から2年の任期で徹は自治会の役員になっている(実際は淳子がほとんど全てをやってくれている)ので、この例大祭でも何かしら役をする必要があり、「高灯もち」をおおせつかった。町内を丸1日かけて練り歩くので、高いちょうちんを持って歩くのは結構大変だった(上右写真)。ただ神輿かつぎは当然ながらもっと大変で、周辺の自治会からも応援がきてかわるがわる担いでいた。もちろん、途中何回か休みを取ってトイレへ行ったり(移動式トイレが神輿あとをついてくる)、ふるまわれるビールを飲んだりおにぎりを食べたりする。休むときはまず置いた神輿の上に乗った人の音頭で3・3・7拍子の拍手を行い(下左写真)、子供たちが面をつけて舞いを踊る(下右写真)。


新日本紀行ふたたび

お盆の行事や神社のお祭りのことを書いたら、この番組のことを紹介したくなった。それは、土曜日の朝放映している「新日本紀行ふたたび」である。この番組は、30〜40年に放映された「新日本紀行」をベースに、その土地と人(ほとんど代替わりしている)の現在の様子を取材して対比するという、新しい形の番組である。これにより、その間に日本人の生き方の変わったこと変わらぬこと、そして得たものと失ったものに気づかさせてくれる。この番組はそんな内容もいいのだが、実は番組の初めと終わりに演奏される富田勲のテーマ音楽がとても心にしみる。出だしからしてもう日本人の涙腺を刺激する「懐かしい」音楽だ。



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