Yamasaki 2008年11月・12月の我が家の出来事-11



フィレンツェ-1

芸術の都フィレンツェには2体の「ピエタ」がある。ひとつは、ドゥオーモ付属博物館にある、「フィレンツェのピエタ」(または「ドゥオーモのピエタ」)と呼ばれるもの。この作品はミケランジェロ自身の手によって壊され、未完成のまま残されることとなった。もうひとつは、アカデミア美術館にある「パレストリーナのピエタ」と呼ばれるもの。パレストリーナのサンタ・ロザリア聖堂内に長らく放置されていたために、そう呼ばれるようになったらしい。で、まずはドゥオーモとその付属ドゥオーモ博物館にある「フィレンツェのピエタ」から紹介したい。


ドゥオーモ1 ドゥオーモ2

ドゥオーモ(正式にはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂:花の聖母マリア教会)はフィレンツェのシンボルであり、それが見えるとフィレンツェへ来たと実感する(左写真)。はいるとクリスマスツリーのような献灯台がおいてあった(右写真)。


ドゥオーモ3 ドゥオーモ4

祭壇、大理石の床は、シンプルなつくりであるがすてきである(左写真)。そして上を見上げると、クーポラ(天蓋)内一面にフレスコ画「最後の審判」(ヴァザーリ作)が描かれていて圧倒される(右写真)。


ドゥオーモ5 ドゥオーモ8

そのクーポラに登った。まず狭い急な階段を登って(左写真)クーポラ直下内部の周り廊下に出る。そこから2重構造になっているクーポラの内側にはいりこんで手すりを使ってのぼり(右写真)、頂上から外へ出る。


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