2008年11月・12月の我が家の出来事-32
ローマ-7
「ローマの休日」では、その夜王女が寝込んでしまったところ、それがフォロ・ロマーノにある「セヴェルス凱旋門」(左写真)の近くの道傍のベンチだった(その道は今は封鎖されている)。偶然そこを通りがかった記者ブラッドレーと王女が初めて会った場所である。映画でブラッドレーが登場する場面では、同じくフォロ・ロマーノにある「ユリウスのバシリカ」(右写真)の8本の柱が、この写真のように両側の2本が重なって6本に見えていた。




フォロ・ロマーノ全体像。「ユリウスのバシリカ」の8本の柱のすぐ左側に「セヴェルス凱旋門」があることがわかる。
30年前にもこの場所で写真を撮っている。そのときからユリウスのバシリカの8本の柱は、徹のお気に入りである(左写真)。


なお、フォロ・ロマーノの南側には、ローマ建国の聖地「パラティーノの丘」の遺跡群が広がる。これは、その丘の南側にある広大な広場「チルコ・マッシモ」をはさんで眺めた、その遺跡群である(右写真)。「チルコ・マッシモ」自体は、別の映画「ベン・ハー」のモデルとなった、昔戦車レースが行われた競技場の跡である。