２００８年１１月・１２月の我が家の出来事－３９
ローマ－１４
映画では、警察に捕まった２人が解放されて出てきたとき背後に見えるのが、ポッカ・デリ・ヴェリタ広場にあり、ローマに残る大理石の神殿としては最も古い２つの神殿、フォルトゥナの神殿（左写真）とウェスタの神殿（右写真）である。
ウェスタの神殿の通りをはさんで向かい側に、３０年前徹が行けなかった「真実の口」がある、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会が建っている（上左写真）。入り口の柱廊の左端の壁に、もとは井戸のふただったといわれるその円盤がかかっていて、写真を撮るための長い列ができていた（上右写真）。そして一人ずつ後ろの人にカメラを渡して撮影してもらうという作法で写真を撮る。淳子の写真は徹が取った（下左写真）。徹は手首から先が口の中に残ってしまったふりをしたブラッドレーになったつもり（下右写真）。