２０１５年１月・２月の我が家の出来事 - ３
ホイッスラー展＠横浜美術館
オフィスから歩いて行ける、横浜美術館。開館25周年記念の「ホイッスラー展」を、会社が終わってから見てきた（チケットは、既に昨年買っていた）（写真）。作品は「人物画」、「風景画」、「ジャポニスム」に分けられて展示されていたが」、各々のジャンルから気に入った作品を紹介しておく。
人物画では、「ライム・リジスの小さなバラ」と「ジョー」という作品（左写真、右写真）。ふたつとも、特にその瞳が気に入った。
風景画では「肌色と緑色の黄昏：バルパライソ」。チリへ旅した時に描いた作品らしいが、印象派とは違う透明感のある絵である（左写真）。
そしてジャポニスムでは、まずポスターにも使われていた「白のシンフォニーNo.2：小さなホワイト・ガール」（右写真）。描かれている素敵な女性は、上記「ジョー」と同じモデルらしいが、暖炉の上の染付や手に持った団扇が作者の東洋趣味を表している。
そして「ノクターン：青と金色ーオールド・バターシー・ブリッジ」（左写真）。この大胆な構図が、広重の「名所江戸百景 京橋竹がし」（右写真）と良く似ている。
出たらすっかり日が暮れていた（写真）。