1997年7月・8月の我が家の出来事-1
オールバッハプログラムのコンサート
7月4日、徹と淳子は東京国際フォーラムでしばらくぶりのコンサートを楽しんだ。オールバッハのプログラムで、演奏は有名なゲバントハウスバッハオーケストラであった。彼らの演奏はふくよかで、また東ドイツ生まれのオーケストラらしい厳しさも感じられた。
七夕祭り
7月・8月にはたくさんの祭りがあるが、最初の祭りは七夕祭りであろう。七夕とは7月7日の夜のことであり、このとき天の川をはさんで暮らしている牽牛星と織り姫星が1年に1度会うことができるという言い伝えがある。家族は7月5日、平塚の七夕祭りを楽しんだ。平塚の七夕祭り は、日本3大七夕祭りの一つで、1週間開催される。主要な通りには、手作りのデコレーションが飾られ、たくさんの屋台がならんでいた。
浜降祭
7月21日の早朝、一家は茅ヶ崎 西浜海岸へ浜降祭を見に行った。約30基の御神輿が、真夜中に神社を出発し、明け方この西浜海岸へ集まる。かれらは一基づつ清めのために海へはいり、あがってから神様のおはらいを受けて、その日のうちに神社へ戻る。
御輿担ぎ(毅)
毅は浜降祭を見たあと、母と弟と共に、母の両親が住んでいる秦野市を訪れた。彼は曽屋神社の夏祭に参加し、はっぴを着て御輿を担いだ。彼は担ぎ手の中では一番若かったはずである。