２００３年１１月・１２月の我が家の出来事－６
秋の大学祭（毅、徹、淳子）
大学の芸術学部の秋祭の舞台劇を毅が演出するというので徹と淳子は江古田まで出かけた。上段写真は、正門付近で撮影したものである。劇は「ゴジラ」という題で、ゴジラと人間の少女が恋におちて少女の両親に結婚の許可をもらうべく説得するという奇想天外なストーリーなのだが、脚本や演出のせいか、お金を払ってみてもいいと思えるほど、なかなか味わいのあるいい劇だった。下段左写真は、黒い山のような形をしたゴジラ（真中のゴジラの顔の口の中にゴジラ役の役者の顔が見える）と少女の語らいの場面である。こういう道具立ても面白い。下段右写真は、カーテンコールのときに演出の毅が呼ばれて登壇し、拍手を受けたあとまた舞台から飛び降りたところである。
クリスマス・コンサート（徹、淳子）
オックスフォードのニューカレッジ聖歌隊がクリスマスソングを聞かせてくれるというので、今度はサントリーホールに出かけていった。舞台の両端にはクリスマスツリーが飾られており、そこへ歌いながら聖歌隊が登場（上左写真）、古い民謡からブリテンまでいろいろなクリスマスソングを清らかな歌声でうたってくれた。徹は学生時代にウイーンのホフブルグ宮殿で、ウイーン少年合唱団の天使のような歌声を聞いて以来ボーイソプラノのファンであるが、今回も期待に違わず感動を与えてくれた。コンサートが終わったあと、ホールの前のカラヤン広場に彼らの一部がもう一度登場し、野外アカペラ・コンサートを行ってくれたのにはびっくり（上右写真）。なお、上右写真にも写っているが、カラヤン広場にはこの時期カップ型の巨大なイルミネーションが登場し、それが水に映って芸術的な雰囲気をかもし出していた（下写真）。