Yamasaki 2004年3月・4月の我が家の出来事-3


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ようやく万里の長城である。バスガイドによると、足で登るかケーブルカーで上るか選択できるとのことなので、仲良くなった、高価な漢方薬を買った(本当に胃が痛いと言っていた)マルタ人バイオリニストと60歳くらいのオランダ人夫婦と4人でケーブルカーで上ることにした。ケーブルカーをおりてしばらくみやげ物屋の並びを歩いたら、らくだがいて、そこが110mごとにあるという"どんたい"(のろし台)であった。"どんたい"にあがってみると、右側はごらんのような感動的なパノラマ。城壁は人が写っている左端の写真の中にある一番高い山の頂上まで左へ一度折れてから上っていったあと、右端の写真までずーっと尾根伝いに、まるで蛇が這っているように続いている。そして、山の向こう側へおりていく。なお、右端には通ってきたみやげ物やが、真ん中には降りるときに乗った、ケーブルカーの線路が見える。



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どんたい右側の城壁内の道はそれでも少し歩けたが、左側はこの写真でわかるようにまずは急勾配の下りで、戻るときのことを考えると歩くのをあきらめた。ここでの長城は、真ん中の写真の小高い山の向こう側へ下っていってからあとはよく見えないが、左側の写真の山の上に飛び出た"どんたい"3つにつながっている。そのむこう、はるか西のほうまで確かに「1万里」を越えて続いていると思うと、本当によく作ったものだと感心する。



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