Yamasaki 2006年3月・4月の我が家の出来事−3



宇治

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徹と淳子は春の京都に行った。その前に平等院に行ってみたくて宇治に寄った。宇治駅の前には、宇治の名産である茶にちなんで茶壷の形のポストがたっていた(左写真)。そして老舗の中村藤吉本店(右写真)に行って、薄茶・濃茶をいただいた(手作り生茶ゼリイがおいしい)。そこからもう少し歩くと、「茶壷に追われてトッピンシャン」の歌で知られる、宇治から将軍へ送られる茶壷道中の総責任者であった上林家の記念館がある。お茶にまつわる歴史的な資料が展示されている。


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そしてめあての平等院である。鳳凰堂(写真)は美しい建物である。屋根の上にのっている一対の鳳凰が特にすばらしい。中には阿弥陀如来坐像とともにこれまた有名な52体の雲中供養菩薩像がある。そしてとなりの鳳翔館ではその鳳凰と菩薩像を間近に見ることができる。鳳凰は無駄を削り取った細身の体に強さと威厳を感じることができる。対照的に菩薩像は、楽器を演奏したり、踊ったりと、本当に優美で楽しい。徹は全部の菩薩像が載っているミニチュアの屏風を買って帰ってパソコンの横において時折眺めている。


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平等院から、宇治川にかかっている宇治橋(左写真)を通って対岸に渡り、平等院とともに世界文化遺産に登録された宇治上神社へ行った(右写真)。均整のとれた建物だが、特に屋根が美しい。



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