Yamasaki 2006年3月・4月の我が家の出来事−4



京都(祇園、寺町)

chimoto

徹の会社の友人が祇園でおいしい懐石料理のお店を紹介してくれた。老舗の「料亭ちもと」の向いにある「彩席ちもと」というカウンター主体の店(写真)である。「料亭ちもと」と料理人は同じなので味の変わりは無いとのこと。料理は大変においしくいただけたし、カウンター越しにいろいろ話ができるのもとてもよかった。「千と千尋の神隠し」の湯婆々のモデルになったという(?)「料亭ちもと」の大女将さんも挨拶にきてくれた。
おいしい食事のあと、これも友人の紹介で舞妓さん芸妓さんと飲むことができた。花見小路にあるお茶屋「多麻」のバーである。もうお酒と白粉と京言葉の洪水で、まるで夢の中にいるようだった。名前を覚えているのは舞妓の「寿々葉」ちゃん(「さん」とは言えない、若すぎる!)で、よくしゃべるとても可愛い舞妓さん(例えばこのページとかこのページに写真があるほど有名)だった。女将さんともお会いしたが、きっぷのよさそうな「女親分」という感じのきれいな人であった。

kakimoto kyotoshiyakusho

徹の高校の同期がお茶の「一保堂」の若奥様になっているので、寺町二条にある本店にお邪魔した。突然の訪問だったが、とてもおいしいお茶(確か「明昔(さやかのむかし)という銘柄だったと思う)とお菓子で歓待していただいた。創業は今から約280年前と大変古く、店の中に当時の雰囲気がちゃんと保たれているのがすばらしい。
寺町二条あたりは骨董屋さんや画廊が並び、京都らしさにあふれている。そのなかで素敵な紙やさん「柿本」(左写真)には様々な種類の紙が揃ってあり、見ていてあきない。ここも約150年前の創業だそうだ。
そばに京都市役所があるが、庁舎前でちょうどフリーマーケットが開催されていた(右写真)。庶民的な市役所でこれもいかにも京都らしいと感心した。



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