Yamasaki 2006年9月・10月の我が家の出来事−2



松本・上高地・安曇野

dessankan zenzanji

無言館に行ったついでに、周辺をレンタカーでめぐった。まず無言館のそばにある、「信濃デッサン館」に行った(左写真)。館長は無言館と同じ窪島誠一郎氏(水上勉の息子さん)である。ここには「夭折の画家」たちのデッサンが展示されている。村山槐多が有名だが、エネルギーは感じるものの良さはわからなかった。
「信濃デッサン館」のとなりに前山寺という寺がある。実際は前山寺のご住職が「信濃デッサン館」の土地を提供してくださったという関係らしい。その前山寺、三重塔で有名らしが、びっくりしたのはその参道にあるけやきの大樹である(右写真)。樹齢700年と書いてある。


anrakuji anrakuji2

そこから日本で唯一の八角三重塔(国宝)がある安楽寺に行った。右の写真は少し小高いところに登って撮影したものだが、降りてみたら立て札に「三重塔は仰いでお参りすることが大切です。山の上から眺めおろすものではありません。」と書いてあり、顔が赤くなった。


kikunoyu3 kikunoyu4

その夜は浅間温泉の「菊の湯」に泊まった。玄関からして雰囲気のある本棟造りの落ち着いた宿である(左写真)。玄関をはいるとドイツの古いオルゴールなど西洋のアンティークがおいてあるが、部屋には棟方志功の絵(右写真)や浜田庄司の焼き物などもあり、和風の旅館としてはその方向で統一感を出したほうがいいという同期の「松本大学教授の意見」に大いに賛成である。料理は良かった。松茸の土瓶蒸しをはじめとした旬の食材を使用した料理はとてもおいしくいただけた。



次ページ


2006年の出来事

ホーム