Yamasaki 2006年11月・12月の我が家の出来事−6



バンコク・アユタヤ−5

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階段を登るとこんな景色が見える。徹は、30年前に大学の卒業旅行で行った、ローマのフォロ・ロマーナに似ていると感じた。そのせいもあってか、とても懐かしい気持ちがした。冬ではあるが、夏草やつわものどもが夢のあと、という句が浮かんだ。


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最後に訪れたのがワット・プラ・マハタート。アユタヤ遺跡の象徴ともなっている、木の根にとりこまれた仏頭がある(上写真)。そして、ビルマ軍に頭部を切り取られた上に焼かれて黒くなった「首なし座仏像」が並んでいる壁がある(下写真)。この仏像群の切り取られた頭部のひとつが捨てられ、木の根に取り込まれていったのであろう。夕暮れが迫っていたせいもあって、「廃墟」という感じがひしひしとしてきた。



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