２００７年３月・４月の我が家の出来事−３
上野公園と小学校の桜
年をとったせいか、日本に帰ってから毎年桜を見るのが楽しみになってきた。今年は、ちょうどエディタ・グルベローヴァの公演が上野の東京文化会館で昼あったので、公演終了後に上野公園の桜を見に行った。
しかし、桜を楽しむ前にもう人の多さにびっくりしてしまった（上左写真）。これは新橋駅の朝のラッシュアワーと同じだ！ さらに、青いビニールの敷物をしいて（上右写真）酒盛りをやっている連中が多く、じっくり桜を鑑賞するという雰囲気では全くない。そうそうに道をそれて不忍池のほうに行った。池の周囲の道はさほど混んではなく、桜の花びらとカモが浮く池、それをとりまく桜並木、という風景に出会える（下左写真）。その桜並木のある場所まで歩いていくと、池のほうへ張り出す見事な枝ぶりの桜を楽しむことができた。
一方、今まで何度か紹介してきた（２００２年、２００５年）が、近所の小学校の桜も上野公園の桜に負けず劣らずとてもすばらしい。そして、上野公園より静かにのんびりと楽しめる。今年は少し行く時期が遅れたために花はもうほとんど散っていて、地面の上に花びらのじゅうたんを敷いたような状態になっていた。