Yamasaki 2007年5月・6月の我が家の出来事−15



雲仙・熊本・指宿 (1)

長崎・ハウステンボスの次に知覧へ行き、そして鹿児島で櫻島を見てから戻る、というのがゴールデンウイークの日程だったのだが、長崎から知覧は遠いので、あいだに2泊することにした。雲仙と指宿である。その間に熊本にも立ち寄ったので、駆け足で紹介しておく。

平成新山1平成新山2平成新山3平成新山4

普賢岳と平成新山

長崎からレンタカーを借りて、まず雲仙へ行った。普賢岳の噴火から10年、形成された溶岩ドームは「平成新山」と命名されていた。「昭和新山」は北海道にあるので、図らずも日本の北と南に昭和と平成に新しい山が形成されたことになり、日本全体が火山で覆われていることを示している。写真は、ロープウエイ乗り場のある仁田峠へ行くまでの道のわきにある展望台から「平成新山」を見たところ(上写真)。10年たっても火砕流のあとには緑が育っていない。そして、ロープウエイで妙見岳山頂の展望台へ行くと、普賢岳とその向こうに「平成新山」が間近に見える(下写真)。目を凝らすか望遠鏡を使うと、いまだ水蒸気が出ていることを確認することができる。


雲仙地獄めぐり1雲仙地獄めぐり2

雲仙観光ホテル

雲仙では「地獄めぐり」も楽しい。しかし、この手の景色はイエローストーンのほうが上だろう(このページに家族で行ったときの紹介がある)。雲仙は日本初の国立公園だが、イエローストーンは世界初の国立公園である。温泉宿へ湯を引き込むためだろうか、管がたくさん露出しているのも興ざめで残念である。それより雲仙観光ホテルに行って見ることをお勧めする。雲仙はもともとは外国人の避暑地だったとのこと。その外国人観光客向けのリゾートホテルとして誕生したクラシックなホテルで、ロビーもアンティーク調でゆったりとした気分で過ごせる。また売り場で売っている土産品がどれも気が利いたもので、必ずひとつやふたつは買ってしまうことになるだろう。


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