Yamasaki 2008年11月・12月の我が家の出来事-18



フィレンツェ-8

メディチ家礼拝堂1  メディチ家礼拝堂2

メディチ家礼拝堂(左写真:入り口)の新聖具室(ミケランジェロが初めて建築家として手がけたものらしい)には、とても素晴らしいミケランジェロの彫刻がある。まず聖母子像(右写真:絵葉書より)である。聖母マリアの顔はすがすがしい若者のようであった。


ロレンツォ ジュリアーノ

そして、メディチ家ロレンツォとジュリアーノの墓碑である。ロレンツォの姿は思想を、ジュリアーノの姿は行動を表しているらしいが、それぞれの像と一体化してある「曙(女性)と黄昏(男性)」(左写真:絵葉書より)、「昼(男性)と夜(女性)」の彫刻(右写真:絵葉書より)が素晴らしい。写真では全然わからないが、特に女性の肉体のまるで生きているような官能的な美しさには驚嘆した。


サン・ロレンツォ教会4 サン・ロレンツォ教会5

そのメディチ家礼拝堂を一部とする、サン・ロレンツォ教会には、メディチ家がミケランジェロに設計させた図書館「ラウレンツィアーナ図書館」がある。シンプルだが流れるような躍動感のある図書館への階段(左写真:絵葉書より)、そして図書館の内部(右写真)である。


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