Yamasaki 2008年11月・12月の我が家の出来事-3



ミラノ-3

ミラノドォーモ1 ミラノドォーモ4

建造に約500年も掛かったというゴシック建築の傑作ドォーモもやはり良かった。広場から見た全体像(左写真)である。ただ、この広場には、危ない連中がたくさんいる。淳子は執拗に鳩のえさを手渡そうとしてくる男性にからまれ、徹は糸で編んだブレスレットを腕に巻こうとしてくる男性にからまれた。彼らを振り切ってドォーモの中にはいると、ちょうど細長いステンドグラスから差し込んできた光が柱にあたって素敵な光景を生み出していた(右写真)。

ミラノドォーモ5 ミラノドォーモ6

ミラノドォーモ7 ミラノドォーモ

ドォーモの良さはその屋上テラスに登ってみないとわからない。ドォーモに向かって左側側面に階段があり、そこを登って屋根の上に出る。ここでまず屋根の上についているたくさん(3600本!)の尖塔を近くに見ることができ、驚嘆する。日本人カップルがいたので写真を撮りあった(上左写真)。大理石の屋根の端をドォーモ正面のほうに歩いていくと、さらに短い階段があって(上右写真)、そこを登りきると、屋上テラスに出る(下左写真)。屋上テラスでは、取り囲む尖塔をもっと近くに見ることができ、その上にひとつひとつ異なった聖人の精巧な像がのっていることを知ってまた驚く。これ(下右写真)が、その尖塔の上の聖人の像のひとつであるが、ミラノの町を見守っているかのようである。


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