2008年9月・10月の我が家の出来事-4
ミラノ-4
ミラノで「芸術」と言えば、彫刻や絵画や建築などの静的なものだけではなく、スカラ座のオペラもあげる必要がある。「最後の晩餐」は日本からは売り切れだったが、レハールのオペレッタ「メリー・ウイドウ」が、席は5階最後部席とよくないところしか残っていなかったものの、日本から直接スカラ座のホームページにアクセスして予約できた。そして、しっかり観劇するために、わざわざ成田空港でオペラグラスをもうひとつ(計2個)買っていくという周到な準備をして臨んだ。夜のスカラ座(写真)。もっと大きな建物を想定していたが、それほどでもない。はいってみてわかったのだが、天井は低いし通路も席も狭く、天井に頭をぶつけたり人とぶつかったりと大変だった。5階最後部席からだと舞台の上の方しか見えないため、いきおい立ち上がって(そのときに頭をぶつけることになる)見ることになるのだが、後ろにはもう人がいないので遠慮する必要がなく、そういう面では最後部席はいい席である。そしてオペラグラスが大活躍した。