２００８年１１月・１２月の我が家の出来事－６
ベニス－１
ミラノの次はベニス訪問した。ベニスには「ピエタ」はないし「ローマの休日」とも関係なく、今回の旅行のポイントとなる都市ではない。しかし、「ローマの休日」の主役オードリー・ヘプバーンと同じヘプバーン（キャサリン・ヘプバーン）が主役を演じた「旅情」の舞台ということで、「旅情」にちなんだところを中心に紹介してみたい。なお、ここからは、３０年前学生時代にきたときに撮った写真も登場する。
キャサリン・ヘプバーン演ずるジェーンと、ロッサノ・ブラッツィ演ずるレナートが最初出会ったのはサン・マルコ広場（左写真：北側）のカフェのテーブル。３０年前は、サン・マルコ広場にはもっと鳩が多かった右写真：西側）。なお、最近は地球温暖化でこの広場が海水につかることが多いとのこと。
映画とは関係ないのだが、今回は南側の並びにあるFLORIANというカフェでおいしいラテをいただいた（左写真）。なんとラテは自分で作らせる！（右写真）
ベニスの商人がアレキサンドリアから聖マルコの遺骸を運んできたことを記念して建てられたというサンマルコ大聖堂は、広場の東側にある（左写真）。その話にちなんで、サンマルコ大聖堂外側の屋根の内側には、そのときベニスの商人が遺骸を豚の肉と偽って検問をくぐりぬけた話が描かれている（右写真）。なお、大聖堂の内部は撮影禁止だったが、壁や天井は黄金に煌き、地盤が弱いため床は波打っていた。