Yamasaki 2008年11月・12月の我が家の出来事-9



ベニス-4

ゴンドラ1 ゴンドラ2

ベニスといえば運河に浮かぶゴンドラだろう。停泊していても(左写真)、人が乗って動いていても(右写真)本当に絵になる(いずれもサンマルコ広場あたり)。


ゴンドラ3 ゴンドラ4

今回は、日本から予約してそのゴンドラに乗ってみた。「甘い魅惑 夜のゴンドラセレナーデ」というツアーの名前にも誘惑された。しかし実際は、こぎ手も歌い手も寒そうにジャンパーを着込んでいたし、歌い手は途中携帯電話がかかってきて話し込むし、「甘い魅惑」とか「セレナーデ」には程遠い、ただの「夜のゴンドラ」ツアーであった。さて、一艘6人乗り(左写真)で、それが5隻で集団行動する。集団行動する理由は、そのうちの一隻だけにカンツォーネを歌ってくれるおじさんが乗って「時々」「ポケットに手を突っ込みながら」全員に向かって歌ってくれるからである(右写真)。

ゴンドラ6 マリオとマリア

狭い運河にはいると一列になり、松江の堀川遊覧(このページ)みたいに小さな橋の下をくぐっていく(左写真)。なお、この写真を撮影した直前、サッカーのロナウジーニョ選手が乗ったゴンドラとすれ違い、大騒ぎになった(徹は何が起こったのか気づかず)。

そういえば、30年前にベニスを訪れたときもハプニングがあったことを思い出した。当時イタリアでも学生運動が盛んだったせいであろう、ちょうど徹が訪れたときにベニス大学学内のビルに爆弾が仕掛けられたとのことで、キャンパスから学生が大勢街中へ出てきたのである。そのうちのマリオ、マリアと意気投合した徹と連れは、2日間彼らとともに過ごした(右写真)。どう過ごしたのかは覚えていないが、別れるときに、5ヶ国語(それ以上だったかも知れない)が話せるマリアに、日本から持ってきた「6ヶ国語会話帳」をプレゼントしたことは覚えている。彼らもいいおじさん、おばさんになっていることだろう。


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