2008年11月・12月の我が家の出来事-9
ベニス-4
ベニスといえば運河に浮かぶゴンドラだろう。停泊していても(左写真)、人が乗って動いていても(右写真)本当に絵になる(いずれもサンマルコ広場あたり)。
今回は、日本から予約してそのゴンドラに乗ってみた。「甘い魅惑 夜のゴンドラセレナーデ」というツアーの名前にも誘惑された。しかし実際は、こぎ手も歌い手も寒そうにジャンパーを着込んでいたし、歌い手は途中携帯電話がかかってきて話し込むし、「甘い魅惑」とか「セレナーデ」には程遠い、ただの「夜のゴンドラ」ツアーであった。さて、一艘6人乗り(左写真)で、それが5隻で集団行動する。集団行動する理由は、そのうちの一隻だけにカンツォーネを歌ってくれるおじさんが乗って「時々」「ポケットに手を突っ込みながら」全員に向かって歌ってくれるからである(右写真)。
狭い運河にはいると一列になり、松江の堀川遊覧(このページ)みたいに小さな橋の下をくぐっていく(左写真)。なお、この写真を撮影した直前、サッカーのロナウジーニョ選手が乗ったゴンドラとすれ違い、大騒ぎになった(徹は何が起こったのか気づかず)。