Yamasaki 2009年5月・6月の我が家の出来事-11



京都「春の特別拝観」- 11

今回は、学生時代によく飲みにくりだした木屋町も訪れた。昔は木屋町で記憶がなくなるまで飲み、次の日目を覚ましたら下宿部屋だった、ということが何度もあった。しかし、35年たった今回は、「飲む」ためではなく「食べる」ために木屋町を訪れた。


cashe-cashe 山崎橋

2日目の夜に木屋町にあるcashe-cashe(左写真:これは次の日に撮影したもので、右側のビルの2階にある)で、おいしいフランス料理を食べた。ここもインターネットで評判良かったところである。そして3日目の昼、歴史的にも有名な料理旅館「幾松」で昼食をとるために、木屋町通りを歩いた。途中、高瀬川にかかる「山崎」橋を発見!(右写真)


幾松1 幾松2

徹は昔、今は亡くなった米国の友人が日本にきて「京都へ行きたい」という希望だったので、「幾松」を世話し、とても喜んでもらったことがある。しかし実際には徹は「幾松」へ行ったことがなく、今回どうしても見てみたくて、そこでの昼食を予約しておいた、という次第。「幾松」の玄関(左写真)と鴨川に面して昼食用の部屋(八瀬の間:右写真)。


幾松3 幾松4

幾松5

本当は「川床」(上左写真:5月なので「皐月床」)での昼食の予定だったのだが、雨で中の部屋での昼食となった。(ただ、中での昼食でよかった。実は、鴨川の向かい側の堤に浮浪者がバラックを建てていて、とても見苦しかったのである)。昼食のお弁当(上右写真)はまあ普通の味であったが、食事の後の「幾松の部屋」(下写真)での説明は良かった。「幾松」は桂小五郎と芸妓幾松の寓居跡だが、不意の敵にそなえて天井には大きな石が仕掛けられていたとのこと。その他、機転を利かせて桂小五郎を隠した長持ち(下写真の右端に一部写っている)、鴨川へ逃げるための抜け穴、など、動乱の幕末当時をしのぶことができた。


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