Yamasaki 2009年5月・6月の我が家の出来事-5



京都「春の特別拝観」- 5

次の日は、午前中は南の東福寺、午後は北の大徳寺と、いつもどおり(?)かなりハードなスケジュールだった。まず東福寺。ここは徹にとっては初めての訪問だったので、東福寺だけではなく「春の特別拝観」をしている2つの塔頭を含めて計5つの塔頭も訪れた。そのうち庭が素敵だった4つの塔頭も紹介する。


東福寺1東福寺2東福寺3

東福寺4 東福寺5

まず東福寺の境内を東から西に走る渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架けられた通天橋を、谷へ下る途中から見た眺め(上写真)。谷を降りて洗玉澗から下流にかかっているもう一つの木の橋、臥雲橋のほうを見た眺め(下左写真)。見上げるとこんな大きな楓の木(下右写真)がたくさん生えているのだから、秋に色づいたときの美しさはまた格別だろう。


東福寺6東福寺7

これは開山堂の前庭。開山堂自体、きりっとしていて素晴らしい建物である。


東福寺8東福寺9東福寺10

これは、方丈庭園の南庭。実は、方丈庭園は東西南北四周に庭園(全体として「八相の庭」と呼ばれる)があり、南庭以外にも苔と石が市松模様に配されている北庭など有名な庭があるのだが、その苔がほとんど枯れて赤茶けた色に変色していて、写真に収めなかった。でもこの南庭だけでも十分、重森三玲氏が作庭した「八相の庭」の素晴らしさはわかる。


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