2009年5月・6月の我が家の出来事-5
京都「春の特別拝観」- 5
次の日は、午前中は南の東福寺、午後は北の大徳寺と、いつもどおり(?)かなりハードなスケジュールだった。まず東福寺。ここは徹にとっては初めての訪問だったので、東福寺だけではなく「春の特別拝観」をしている2つの塔頭を含めて計5つの塔頭も訪れた。そのうち庭が素敵だった4つの塔頭も紹介する。
これは開山堂の前庭。開山堂自体、きりっとしていて素晴らしい建物である。
これは、方丈庭園の南庭。実は、方丈庭園は東西南北四周に庭園(全体として「八相の庭」と呼ばれる)があり、南庭以外にも苔と石が市松模様に配されている北庭など有名な庭があるのだが、その苔がほとんど枯れて赤茶けた色に変色していて、写真に収めなかった。でもこの南庭だけでも十分、重森三玲氏が作庭した「八相の庭」の素晴らしさはわかる。