Yamasaki 2009年9月・10月の我が家の出来事-5


上海・蘇州-5

拙政園1拙政園2

2日目は、高速道路を1時間半走って、世界遺産の町蘇州につれていっていただいた。最初訪れたのは「拙政園」。「拙政」という名前は、官僚を追放されて故郷の蘇州へ戻りこの庭園を造った王献臣が「愚かなものが政を行った」という自嘲からきているらしいが、有名な小説「紅楼夢」の舞台にもなった名園である。上の写真はその拙政園の入口。上海の豫園でもあった、丸い形をしている。入り口の左側に穴の多い複雑な形の石が置かれているが、近くの太湖周辺の丘陵から切り出される有名な「太湖石」であり、これも豫園で良く見かけたものである。


拙政園3 拙政園4

入り口へ入ってすぐ、蓮池と柳が迎えてくれる(左写真)。そして建物からは妙なる調べが流れ出ていた(右写真)。


拙政園5 拙政園6

再度円形の門を通って次の区画へ(左写真)。この写真の門の左右、そして上部にもいろいろな模様を持つ窓が写っているが、これは、景色を眺めるときに、変わった風に見えるようにだそうだ。風流、風流。その窓を使って戯れる淳子(右写真)。



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