２００９年１１月・１２月の我が家の出来事－１４
京都大原（来迎院、宝泉院、実光院、勝林院、三千院）
せっかく車があるということで、京都市内からはなかなかいけない大原に、奥比叡ドライブウエイ経由で北から訪れた。車を小さな駐車場に置いて（道が狭い上に混んでいて、止めるのが大変だった）、まずは最澄の直弟子である慈覚大師によって中国からもたらされた声明（しょうみょう）の修練道場である来迎院へ（左写真：山門、右写真：本堂）。来迎院の周りには、｢呂律が回らない｣という声明から派生した名前を持つ２つの川、呂川と律川が流れており、ここが声明と深い関係にある場所だということがわかる。
来迎院の本尊の木像薬師如来坐像、木像阿弥陀如来坐像、木像釈迦如来坐像の三尊。
「額縁庭園」で有名な宝泉院（左写真：山門、右写真：本堂入り口）。柱と柱の空間を額に見たてて観賞するということでついた名前だそうだが、どの寺の庭もそういうふうに見るものではないか？
「額縁庭園」では写真を撮ることは禁じられていたが、新しく作られた宝楽園も、岩組や白砂等が面白い庭である（写真）。