2010年1月・2月の我が家の出来事-7
伏見稲荷、石峰寺、泉涌寺-3
四つ辻からそのまま山頂を目指すのが普通であるが、「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」という御利益があるといわれている眼力社に寄った。ここには、稲荷山から駆け降りた狐をイメージして作られたという手水にびっくりした(写真)。かつて大阪に住んでいた鋳物師によって奉納された物だということである。
眼力社から山頂を目指す道の途中には、万病平癒のご利益がある薬力社がある。その「薬力の滝」は稲荷山の一番奥にある行場だそうで、そのときも入り口には「水行中」との木札がかかっていて、中にははいれなかった(左写真)。またそばの杉の大木(ご神体?)の周りには行者の草鞋がたくさんかけてあった(右写真)。
ようやくたどりついた、これが山頂の一の峰にある上ノ社である(左写真)。後ろにまわるとご神体は注連縄をまとっていた(右写真)。
そこから二の峰(中ノ社)、三の峰(下ノ社)と下って、四つ辻そして三つ辻まで戻ったあと、登ってきた道とは違う道を降りていった。これは稲荷山のふもと近くにあって、名前の通り腰痛にご利益があるという「腰神不動」(左写真)。ここまで2時間近く歩いてきたのだから、ほとんどの人が腰が痛いと訴え、お参りする。そして近くには天を駆ける狐がいた(右写真)。