Yamasaki 2010年7月・8月の我が家の出来事-4



足立美術館-2

足立美術館9

眼前にある大きな木の幹の黒いシルエットとその背景の明るい広々とした庭園をきれいに切り取った窓(写真)。確かにこれはとても素晴らしい「一幅の絵画」である。


足立美術館11

この枯山水の庭の山肌の拡大写真(写真)。中央部に「亀鶴の滝」が白い筋として写っている。


足立美術館12

これは有名な「生の掛け軸」。実際の部屋の床の間の壁をくりぬいて、向こうにある庭園を客に見せ、一幅の山水画がかかっているように見せている(写真)。


足立美術館13足立美術館14足立美術館15

白砂青松庭(写真)。横山大観の名作「白沙青松」をイメージして作られた庭だそうだが、大きい池があるためか、枯山水の庭に対して躍動感を感じる。


足立美術館16

30年前にこの美術館を訪れたときには、創立者足立全康氏がご存命で、ご自身で案内をされていた。そしてこの白砂青松庭をバックに足立全康氏と一緒に写真を撮らせていただいた(写真)。氏は、一代でこの横山大観の大コレクションと雄大な庭園をつくりあげたが、特に絵画収集にあたっては数々の武勇伝が残されているらしい。しかし、共に写真を撮らせていただいたときの氏は、とても愛嬌があってやさしい好々爺だったと記憶している。


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