Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-51



北京-34

東嶽廟1" 東嶽廟2"

天壇公園を南門から出た。そしてタクシーで1ページめに既述したように、コンセント形状変換器を買いに有名な電気店「百脳匯」に行った。その「百脳匯」から地下鉄の朝陽門駅まで、朝陽門外大街を歩いていたら、見覚えがある「四柱七楼」様式の牌楼(左写真)が道の向こう側に見える寺院(右写真)の前にきた。それは6年前に北京にきたとき、タクシーの運転手がとてもいいところだと言って連れてこられたところだった。今回その寺の名前が「東嶽廟」であることがわかった。道教の寺院で、いろいろ奇妙な像があったと記憶する。


京劇1 京劇2

北京最後の夜は、西太后の愛した京劇を見に「梨園劇場」(左右写真)に行った。


京劇3 京劇4

  開演前に、劇場の外で役者が化粧をしているを見せてくれる(左写真)。われわれの席は一番前、お茶お菓子つきだ(右写真)。この一番前の席は、役者のしぐさがよく見えてとてもよかった。


京劇5

  チケットである(写真)。このチケットの写真にのっている演目ではなかったが、最初の演目は鶏を飼っている農家の若い娘がお金持ちの若者に見初められる話。その若い娘の仕草がかわいらしく、特に指の使い方がとても美しい。そして、あの独特の声も素晴らしく、感激してしまった。2つめの演目は、西遊記の一節で孫悟空が海の大王から武器を調達する話。一転してアクロバティックな動きの多い立ち回りが見もので、コミカルな演技もありこちらも楽しめた。姜さんは「最近は京劇よりも雑技」と言っていたが、それは若者だろう。西太后ものめりこんだように、京劇は素晴らしい伝統芸術であることがよくわかった。


次ページ


2010年の出来事

ホーム