2012年7月・8月の我が家の出来事 - 5
北海道旅行 - 4

旧函館区公会堂から東へ歩いて八幡坂に出た(左写真)。八幡坂は函館で一番有名な坂で、記念館として旧桟橋に係留展示されている青函連絡船・摩周丸を正面に望む。この景色はサンフランシスコの坂を思い出させる。アジア系の外国人2人も、新婚旅行なのだろうか、盛んに写真をとっていた(右写真)。なお、この2人とは次の日に乗った札幌行きの列車でも一緒になった。

八幡坂を越えてまた東へ行くと、ハリストス正教会に至る(左写真)。写真を撮っているのは、別のアジア系外国人である。階段を登ると、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会が現れる(右写真)。国の重要文化財に指定されている。

名前のハリストスとはキリストのことで、江戸末期、ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導されたとのこと。そのニコライの像が教会の裏に建てられている(写真)。

ハリストス正教会の東側の大三坂をちょっと下ると、カトリック元町教会がある(左写真)。何やら催し物をやっていた。そしてそのそばに、思いもよらず亀井勝一郎の生誕の地を発見してびっくりした(右写真)。 亀井勝一郎の本は学生時代によく読んだものである。彼が函館出身だったとは初めて知った。