Yamasaki 2013年1月・2月の我が家の出来事 - 8


京都(二条城と七福神巡り、随心院、勧修寺) - 4


神泉苑1 神泉苑2

二条城を訪れたついでにと言っては失礼だが、南にある神泉苑にも行ってみた(左写真)。神泉苑は、1200年前に桓武天皇が造らせた池であり、常に清らかな「神泉」が湧き出ていることから「神泉苑」と名付けられたとのこと。池では、天皇や貴族が船遊びや観花などの遊宴を行ったという(右写真:昔の舟遊びに使ったといわれる龍王船が写っている)。ちなみに、この池(法成就池)に由来して、神泉苑の鳥居の前の通りを「御池通り」というそうである。


神泉苑3 神泉苑4

また神泉苑は、昔は雨乞いの儀式が行われる場所として有名であった。それは、平安初期の大干ばつの折、天皇が東寺の空海(弘法大師)と西寺の守敏(しゅびん)とを競わせたところ、池に善女竜王(左写真)を勧請して降雨を祈願した空海が勝ったという話からはじまる。そして、静御前と源義経も、この雨乞いの儀式を通じて出会ったと言われている。

雨乞いでの空海の勝利と関係あるかどうか、願いを一つ持って、この橋(法成橋:左写真)を渡り善女龍王に参拝すると、その願いが叶うという。


武信稲荷神社1 武信稲荷神社2

神泉苑からもう少し南にいくと、今度は静御前と源義経ではなく、坂本竜馬とおりょうで有名な武信稲荷神社がある(左写真、右写真:絵馬)。


武信稲荷神社3
  武信稲荷神社4

坂本竜馬とおりょうがここで会うときは、本殿横にある榎の大木(写真)の上から様子をうかがったという。また竜馬が命を狙われるようになって身を隠してからも、竜馬はこの大木の幹におりょうへの伝言を書いていたという。


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