２０１３年５月・６月の我が家の出来事

２０１３年５月・６月の我が家の出来事 - ４３

イギリス旅行（コッツウオルズ、湖水地方とエジンバラ） - １

６月に会社の勤続３５年の「リフレッシュ休暇」をいただいて、同期の友人夫妻と１０日間のイギリス旅行に行ってきた。ロンドンへ飛んでレンタカーを借り、ストーンヘンジ、バースに寄ってコッツウオルズ地方で連泊、そのあと北上してチェスターへ寄って湖水地方でまた連泊、さらに北上してカーライルというところでレンタカーを乗り捨て、列車でエジンバラへ行って観光してから飛んで戻ってくる、という行程である。

今回の旅のテーマは、「乗り物」と「ウオーキング」。「乗り物」としては、飛行機に車と列車を組み合わせた。飛行機は今回初めて往復ともヴァージンアトランティックに乗ることにしたが、機内・空港ともサービスがとても良かった。詳しくはこのページ下部で写真とともに述べる。車の方は当然レンタカーだが、この旅行のために買ったGarminのカーナビを使って初めての海外長距離運転にトライ。旅行記の中で詳しく述べるが、１か所だけ間違えてくれたこと以外は、絶対すれ違えないような道を紹介してでもとにかく早く目的地に到達させてくれる、という意味でとても良かった。しかし、ガソリンを満タンにせずに返却したこと、駐車場での時間オーバーによる罰金、の２つがとても高くついたことは反省点である。事前に調べておけば良かった。列車は、カーライル～エジンバラ間はわざわざ車から列車に代えて移動することで計画したのだが、これは鉄道会社の都合でキャンセルになってしまった。しかし、実はもっと短い距離ではあるが、別の列車に乗ることはできた。これらについても旅行記の中で詳しく述べる。そして、列車の代わりにバスになったし、実は後で述べる「ウオーキング」の代わりにバスにしたところもあった。これにより、「乗り物」としては、飛行機に車と列車、そしてバスの組み合わせとなった。

一方「ウオーキング」に関しては、計画としては湖水地方のグラスミア湖一周とエジンバラでの「聴き旅」を試しながらの街巡り、の２つだったが、友人夫妻が朝早く起きて散歩するのを見て我々夫婦も触発され、途中からかなりの距離の朝の散歩が３つ目の「ウオーキング」として加わった。しかし湖水地方で淳子の足が悲鳴をあげ、エジンバラでの「聴き旅」を試しながらの街巡りが徹だけになったのは「少々」残念である。「少々」と書いたのは、実はエジンバラは１９８９年にも夫婦で訪問しているからで（その時にはスターリングまで行った）、カーライル～エジンバラ間の汽車のキャンセルによるエジンバラ観光の時間不足・写真不足を補うためにも、そのときの写真も使ってエジンバラは紹介してみたい。

全体としては「いつものように」いくつかのトラブルがあったが、（昔訪れた時と違って）まずいと思っていたイギリス料理もおいしく戴けたし、B&B特にコニストンでのコテージは良かったし、「乗り物」と「ウオーキング」によってイギリスの田舎の村と自然を満喫できた旅となった。

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ということで最初のテーマ「乗り物」のひとつ飛行機である。ヴァージンアトランティック航空の機内サービスがとても良かったと書いたが、それは成田で乗った時に席に置いてあったサービスキットのことである（左写真）。靴下・アイマスク・耳栓・ボールペン・歯磨き・歯ブラシと必要なものがすべてそろっている。昔、出張でビジネスクラスに乗っていた頃には当たり前のようにもらっていたが、それと同じレベルのものがエコノミークラスでももらえることに感激してしまった。もちろん、機内食も量は少ないもののまずくはなかったことを書き添えておく。なお、この帰りのエジンバラ～ヒースロー間の飛行時に撮ったエンジン前部の写真（右写真）でわかるように、ユニオンジャックの色と同じヴァージンアトランティック航空のコーポレートカラーのようだ。

もうひとつ、ヴァージンアトランティックの空港でのサービスがとても良かったことも書いておく。実はエジンバラ空港で、大量の瓶入りジャムを買った友人夫妻が機内持ち込みを拒否されるというトラブルが発生した。そこで徹はいったんチェックインカウンターまで戻り、ヴァージンアトランティック航空のグランドホステスに事情を説明した。彼女は、すぐに手配して既に積み込まれていたスーツケースを運び出してくれ、瓶入りジャムを詰め込ませてくれた。さらにセキュリティチェックをファスト・トラックを使って早く通り抜ける手配をしてくれ、ぎりぎり出発時間に間に合わせることができた。せっかくのお土産を廃棄することなく、乗り遅れることもなく、日本に帰ることができたのは、このグランドホステスのきびきびとした対応のおかげである。

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