2013年11月・12月の我が家の出来事 - 24
オーストリア - 24
ところで、セセッションに行くために通ったカールスプラッツ駅の地下通路(左写真)を通ったときに初めて発見したのだけれど、直径1メートルほどの四角い黒御影石の中に、作曲家のサインが書かれた星型の白い大理石を嵌め込んだプレートが、石畳の道の端に点々と埋め込まれていた。このプレートが埋め込まれているところは「MUSIK MEILE WIEN」というらしい(右写真)。有名なロサンゼルスのチャイニーズシアター前にある、ハリウッドスターの手形と足型のプレートと同じ意図だろうが、こちらのほうが徹の趣味にはぴったりである。いろいろ探してみた。
最初見つけたのはドボルザークのものであるが(左写真)、ドビュッシーのもの(中写真)、そこで注意深く探してみたら楽友協会ホール前の石畳で、大好きなベートーベン指揮者フルトヴェングラーのプレートを発見した(左写真)。
あとで調べてみると、「MUSIK MEILE WIEN」は聖シュテファン大聖堂からケルントナー通りからその先まで伸びているそうである。そして今回は見つけられなかったが、ベートーベンのプレートは、モーツアルトのそれとともに「アン・デア・ウイーン」劇場前の歩道にあるという。次回ウイーンを訪問したときには、是非発見してこのページに載せたい。
(追記)
3年後の同じ時期にウイーンを再訪し、「アン・デア・ウイーン」劇場へ行って(左写真)、周囲に「MUSIK MEILE WIEN」のプレートがあることを確認した(右写真)。
そして、ベートーベンとモーツアルトのプレートは、確かに「アン・デア・ウイーン」劇場前の歩道にあった(左写真、右写真)。