２０１３年１１月・１２月の我が家の出来事 - ２８
オーストリア - ２８
４日目、すでに一人でウイーン市内を歩けるようになっていた淳子と別行動をとって、徹はベートーベンの足跡を辿るハイリゲンシュタットへのショートトリップに出かけた。一番の目的は、学生時代のときには行くことができなかった「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた家を訪問することである。
郊外へ向かって電車は進み（左写真）、２、３０分でカール・マルクス・ホーフという珍しいデザインの労働者用住宅が見え（左写真）、すぐに終着駅であるハイリゲンシュタットへ到着。
ここで、線路はぐるっと回ってウイーン市街へ戻るようになっている（写真）。
そしてすぐに、交響曲第６番「田園」の構想を練ったといわれる、小道「ベートーベンの散歩道」が始まる（左写真）。道に沿って流れる小川が素敵であることにすぐ気づく（右写真）。
この小川は上流にいくに従って細くなり、落ち葉が美しく敷き詰められた中を流れていくようになる。そして、橋をくぐったり（左写真）、小さな滝があったり（右写真）と、飽きさせない。