２０１３年１１月・１２月の我が家の出来事 - ５７
オーストリア - ５７
トラップ家ではマリアは、厳しいトラップ大佐に育てられた子供たちに手荒い歓迎を受け、最初はなかなか打ち解けることができなかった。
そんな中のある嵐の夜、トラップ大佐にウイーン行きを命じる電報を届けた配達夫のロルフと長女リーズルは、庭にあるガゼボ（ガラスのパビリオン）で、「もうすぐ１７歳」を歌い、踊り、楽しいひとときを過ごす。
そのガゼボは現在「ヘルブルン宮殿」公園にあり、ツアーで訪れた（左写真：ガイドのおばさんの撮影）。説明板もあった（右写真：撮影しているのは同じツアーの参加者）。説明の中では、このガゼボは映画撮影が終了後、ザルツブルグ市に寄贈され、その後この「ヘルブルン宮殿」公園に移設されたとある。なお、このガゼボは映画の後半に、マリアとトラップ大佐が愛を確かめ合う場面にも使われており、愛を象徴する建物である。
「ヘルブルン宮殿」の前を通っているこの素敵な直線の並木道（写真）は、1kmほど先（北）へ行くと「フローンブルク宮殿」に至る。是非この道を歩いて「フローンブルク宮殿」に行ってみたいものである。
さて「ヘルブルン宮殿」公園内を散策したら（左写真）、何やらクリスマスマーケットが開催されているような雰囲気が漂っていた（右写真）。