２０１３年１１月・１２月の我が家の出来事 - ７２
オーストリア - ７２
さて映画に戻ると、フェルゼンライトシューレから逃げた一家は、修道院の墓地の墓石の後ろに隠れた。そのセットの参考としたとされる聖ペーター教会の墓地も訪れた。メンヒスブルクの丘の岩壁にはりついているようである（左写真）。墓石を囲んでいる鉄格子を、兵士ががたがたと動かし、懐中電灯を照らして中を覗き込むというシーンには、本当にドキドキハラハラさせられた（右写真）。
墓地からも、ホーエンザルツブルグ城がよく見える（左写真）。なお、中には入らなかったが、これが聖ペーター教会（右写真）。
また教会の入り口横には、岩壁をくりぬいて作られたヨーロッパ最古のレストランといわれている「St. Peter Stifitskeller」がある（左写真）。クリスマスの飾りつけの中に、可愛い白熊のぬいぐるみが飾られていた（中写真、右写真）。
さて映画では、修道院のシスターの機転もあって、結局一家は難を逃れることができる。そして最後は「すべての山を登れ」のメロディーが流れる中、徒歩で山を越えて中立国スイスにはいる。この感動的な山越えのシーンは、ドイツとの国境ロシュフェルドの峠で撮影されたということであるが、是非体験してみたいものである。