Yamasaki 2013年11月・12月の我が家の出来事 - 86


クレラー=ミュラー美術館展

クレラー=ミュラー美術館展 クレラー=ミュラー美術館展2

ゴッホの優れたコレクションで知られるオランダのクレラー=ミュラー美術館、学生時代に苦労して行った覚えがある。そのときは、アムステルダムから鉄道でアペルドルンヘ行き、そこからバスに乗った。しかし、美術館のある広大な公園の、美術館がある側とは反対側の入り口で降りたようで、ちらちらと雪の降る中一人で3kmも歩いたのである(左写真)。まじめな話、行き倒れになるんじゃないかと思ったくらいである。そしてようやく着いた、これがクレラー=ミュラー美術館の入り口である(右写真)。庭園には、さまざまな彫刻やオブジェがあり、その一部が写っている。

さて、そのクレラー=ミュラー美術館の作品が、向こうのほうからやってくるということなので、当然行ってきた。「印象派を超えて―点描の画家たち」という企画展で、場所は国立新美術館である。学生時代に見ることができた有名なゴッホの作品はなかったが、いくつか気に入った作品があったので紹介する(いずれも買った絵葉書をカメラで撮影したもの)。


クレラー=ミュラー美術館展3

今回の展覧会ではこれが一番気に入った、セザンヌを思わせるゴッホの「じゃがいものある静物」(写真)。


クレラー=ミュラー美術館展4 クレラー=ミュラー美術館展5

ゴッホ「石膏像のある静物」(左写真)。いつ見ても強烈な印象を与える、ゴッホ「種まく人」(右写真)。


クレラー=ミュラー美術館展6 クレラー=ミュラー美術館展7

ドニ作「カトリックの秘蹟」(左写真)。モンドリアン作「コンポジション No.II」(右写真)。


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