2014年1月・2月の我が家の出来事-38
京都冬の旅(妙心寺、実相院、鷺森神社、修学院離宮、桂離宮、松尾大社)- 16
「御幸道」を半分ほど戻ったところで左に曲がり、高台にある「外腰掛」へ(左写真)。そこへ至る飛び石(右写真)。「外腰掛」はこの先の茶室「松琴亭」の待合所として使用されたらしい。
なんと「雪隠」(トイレ)もある(左写真)が、実際は身繕いをする場として用いられたらしい。
そして、自然石と切り石が配された現代的デザインの長い「延段」を通って先へ行く(右写真)。この延段は「行の飛石」と呼ばれ、後で訪れる「笑意軒」前の「草の飛石」及び古書院の「御輿寄」にある「真の飛石」と合わせて一体を成しているとのこと。
また飛び石の上を通り(左写真)、「大堰川」という名前の小川を渡って(右写真)、庭の中心部に入っていく。
なお、上記右写真の中央部を拡大すると、小さくカーブした段差がある(写真)。これは、「鼓(つづみ)の滝」と呼ばれており,先に挙げた「真の飛石」と次に訪れる「松琴亭」にある「流れ手水」と共に、「桂三景」と言われるらしい。