徹が定年になって最初の正月、近所の神社だけでなく、伊勢神宮や明治神宮にもお参りした。更に、前年の京都の七福神巡りに続いて浅草の七福神巡りを、初の「はとバスツアー」で行った。もちろん京都の冬の旅にも出かけ、初めて桂離宮にも入ることができ、その素晴らしさに驚嘆した。
春は、大学からの国内・国外(シリコンバレー)の出張が続き、また会社からの出張と伯父の葬儀で2度島根県にも帰郷した。花見は東京の千鳥ヶ淵や目黒川、そして皇居の「乾通り」などで楽しんだ。
夏には大学の合宿で初めて秋田へ行き、そのあと角館や乳頭温泉を回ったことが楽しい思い出となった。
芸術の秋、父が描いた油絵を近くの喫茶店のギャラリーに展示させていただいた。また、東京だけでなく京都の美術館や博物館で、多くの美術作品に触れた。京都には大学からの出張も含めて3度訪れたが、その中では予約制になってからは初めて訪問した西芳寺(=苔寺)が素晴らしく、夢のような時間を過ごすことができた。また二度目のタイ、プーケットでは、初めてのシュノーケリング体験を含めて素敵な時間を過ごすことができた。