Yamasaki 2014年9月・10月の我が家の出来事 - 21


芸術の秋(オルセー美術館展及びチューリヒ美術館展、国宝展、菱田春草展)- 3

東京国立博物館1

芸術の秋第二弾。東京国立博物館平成館での「国宝展」である(写真)。ただ、初めて見た本館二階の常設展がとても良かったので合わせて紹介したい。


東京国立博物館2 東京国立博物館3

「国宝展」に出展されていた国宝の中では、快慶作「善財童子立像 」が、ポーズもお顔も一番良かった(左写真、右写真)。


東京国立博物館4 東京国立博物館5

常設展がとてもよかった理由は、(展示されているものが素晴らしいのはもちろんであるが)まず、人が少なくてゆっくり出来ること。次にほとんどの作品が撮影OK(もちろんフラッシュはNG)であること。この2点のおかげで、じっくり鑑賞したうえで気に入った作品をカメラに収めることが出来る。そして、カメラに収めたくなるとてもユニークな名品が多い! 例をいくつかあげる。まずハート型土偶(左写真)と十一面観音菩薩立像(右写真)。


東京国立博物館6 東京国立博物館7

この兜はサザエ(左写真)!? 隣で熱心に写真を撮っていたフランス人(?)が「ガラスのケースが邪魔だ。照明がこんな風に写り込んでしまう。」と徹に(英語で)文句を言ってきたが、確かにケースがなければ思わず触ってみたくなるような兜である。歌麿の「風俗三段娘-上品之図」(右写真)。もちろん中品之図、下品之図もあり、3点を比較することができるのが面白い。


東京国立博物館8

本館から外に出ると、きれいな薄茜色の空だった(写真)


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