2014年11月・12月の我が家の出来事 - 4
京へのいざない@京都国立博物館

大学時代の下宿の同期会のために行った京都の国立博物館で、魅惑的な題名の展覧会が開催されていた。平成知新館オープン記念だそうであり、その新しい展示棟も見れる。そこで同期会の後に淳子と合流して行ってきた(写真)。

展示されているものの中では、最もインパクトがあった「宝誌和尚立像」(右写真:絵葉書のスキャン)。 顔が真ん中から縦に避けていて、裂け目からまた顔が出ている、というとても珍しいデザインである。「人は誰もがその身のうちに仏を持っている」ということをわかりやすく表しているとのこと。

もうひとつ、雪舟の「四季花鳥図屏風」が素晴らしい(上段写真、下段写真:絵葉書のスキャン)。雪舟は島根県の石見地方に縁があるが、益田市の益田家の当主・兼堯(かねたか)の孫の襲禄祝いに制作されたと伝わっているらしい。

さて、京都国立博物館は素晴らしい建物である(上左写真:西門、上右写真)が、新しくオープンした平成知新館も、これも京都らしい現代的なデザインで素晴らしい(下左写真)。西側を見ると、門柱の左側に京都タワーが見えた(下右写真)。