2014年11月・12月の我が家の出来事
「高野山の名宝」展@サントリー美術館

サントリー美術館で、「高野山開創千二百年記念 高野山の名宝」展と銘打った、運慶(および慶派)作の「八大童子像」を見られる展覧会が開催され、いそいそとでかけてきた(左写真)。ただし、このポスターで用いられている写真では、全然実際の「制多迦(せいたか)童子像」の素晴らしさがわからない。そこで、別冊「太陽」の「運慶」に載っている写真をスキャンしたものを並べてみる。ほぼ正面から撮影されたものだが、実際の像の表情を良く再現している。かわいらしさをベースに、目の輝きやきりりとした表情が素晴らしい。

この別冊「太陽」には、「恵光(えこう)童子像」の迫力ある写真ものっている(左写真)。普通この角度から像を見ることはできないことがわかっているのか、正面から撮影した写真も載せてある(右写真)。展覧会でもこう見えたのだけども、それでも十分素晴らしい。

その他、国宝に指定されているもう4体の童子像の写真を載せておく。矜羯羅(こんがら)童子像(上左写真)。清浄比丘(しょうじょうびく)童子像(上右写真)。烏倶婆ガ(うぐばが)童子像(下左写真)。恵喜(えき)童子像(下右写真)。いずれも別冊「太陽」に載っているものである。