2014年11月・12月の我が家の出来事 - 13
京都(源光庵、常照寺、月読神社、地蔵院、西芳寺) - 7
さて西芳寺(=苔寺)である。学生時代、まだ予約が必要なかったときに訪問したことがあるが、予約制にして訪問者の人数を減らしたために、じっくり鑑賞できるようになったし苔も息を吹き返してとても素晴らしい庭になっていたので、強く推薦したい場所である。詳しく紹介したい。
最初に、桂川へ注ぐ西芳寺川にかかる橋の向こうに総門が見えてくる(左写真)が、訪問者の出入り口はもう少し川の上った衆妙門である(右写真)。
衆妙門を入って左前方に進むと、本堂が現れる(左写真)。その道沿いに見える庭の苔がすでに美しい(右写真)。
受付をしたあと、本堂内でまず写経を行う(写真)。写経がセットになっているとは、予約確定の葉書で初めて知り、驚いた。でも実際に写経をやってから庭園を歩いたおかげでその良さを深く味わうことが出来たような気がする。
写経のときにびっくりしたのは本堂の襖絵である。再建されたという新しい本堂なので現代画家の筆になる襖絵であるのは問題ないとは思うが、堂本印象のかなり激しいタッチの抽象画である(写真不可)。
そして、写経が終わると庭園に案内されるのだが、そこまでの景色もすばらしい(左写真、右写真)。