Yamasaki 2014年9月・10月の我が家の出来事 - 19


芸術の秋(オルセー美術館展及びチューリヒ美術館展、国宝展、菱田春草展)

国立新美術館

芸術の秋。第一弾として、オルセー美術館とチューリヒ美術館の名品を一度に観れる機会を作ってくれた国立新美術館へ行ってきた(写真)。パリのオルセー美術館には、印象派美術館時代を含めて3度訪問したことがあり、一番のお気に入りの美術館である。一方、チューリヒ美術館は行ったことはないのだが、今回の展覧会を見て、お気に入りの美術館のひとつとなった。ここでは、風景画で気に入った作品を、買い求めた絵葉書ベースに紹介する。


オルセー美術館1 オルセー美術館2

モネ「かささぎ」(左写真)。オルセー美術館の一番の作品はモネの睡蓮であろうが、今回はきていない。今回のオルセー美術館展での一番の作品はこれだと思う。雪景色なのに、温かさを感じる。ちなみに「かささぎ」はどこにいるか探してしまったが、左の「門(?)」の上に停まっている。同じくモネの「アルジャントゥイユのレガッタ」(右写真)。特に湖面がそうだが、全体として、穏やかさがよく伝わってくる。この絵は絵葉書だけではなく、もう少し大きなものも購入し、家で飾っている。モネでは「アルジャントゥイユの船着場」という絵もよかった。


オルセー美術館3 オルセー美術館4

セザンヌ「マンシーの橋」(左写真)。大好きなセザンヌ、静物画だけではなく風景画も素晴らしい。ルノワール「イギリス種の梨の木」(右写真)。草木が風に揺らぐ様子が、よく伝わってくる。


オルセー美術館5 オルセー美術館6

シスレー 「洪水のなかの小船」(左写真)。ピサロ「赤い屋根・村のはずれの冬の印象」(右写真)。二人はこんな絵もかけるんだ、と失礼な感想を持った素敵な二枚。


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