Yamasaki 2014年1月・2月の我が家の出来事-54


東京での石見神楽-2

東京での石見神楽8

もうひとつは、椿山荘での「石見神楽と地酒を楽しむ夕べ」である(写真)。


東京での石見神楽9 東京での石見神楽10

最初の演目は同じく「恵比寿」(左写真:えびす様が釣り竿で鯛を釣る場面)。客席まできてくれた(右写真)。


東京での石見神楽11 東京での石見神楽12

ふたつめは、天皇が「塵輪(じんりん)」という悪鬼を退治する話。2体の神と2体の鬼がスピード間溢れる立ち回りで戦う(左写真)。そして鬼を征伐した2体の神は、最後は面もとって踊った(右写真)。


東京での石見神楽13 東京での石見神楽14

最後が「龍の御前神社」でも観た「大蛇(おろち)」、スサノオがヤマタノオロチを退治する話である。ただ今回の演出はいただけなかった。 以前見た演出では、アシナヅチ・テナヅチが出てきて、スサノオに「毎年一人ずつ、娘たちがいけにえとして大蛇に食べられている」ことを嘆き相談するところから始まる。しかしここではいけにえとなる娘が出てきて(左写真)、2匹の大蛇に食べられる(右写真)ところから始まった。


東京での石見神楽15

いけにえの場面がそこで終わればまだいいのだが、このあと、大蛇が最後に残った娘の「血のついた」腕(役者のリアルな腕)を飲み込むシーンが出てきた。これには淳子は「気持ちが悪くなった」と言い、徹も「むごたらしい演出」だと思った。そのあとは以前と同じストーリー展開で、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」という名前に合わせて8匹もの大蛇が登場して暴れまわり(写真)、最後はスサノオが全ての大蛇の首をとってめでたしめでたしとなるのだが、もう全然楽しめなかった。終わったあとで役者たちとの交流会があったのだがそれは遠慮し、主催者に苦情を言って帰った。とても残念だった。


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