２０１４年１１月・１２月の我が家の出来事 - ２１
京都（源光庵、常照寺、月読神社、地蔵院、西芳寺） - １５
夢のような時間を過ごして、もう暗くなってから庭園を出た（左写真）。庭師の方が仕事をしているところに出会った（右写真）。
大仏次郎の「帰郷 過去の章」より「苔寺にて」という文を川端康成が書いた石碑があった（写真）。
苔寺にて
お互いの祖先の日本人が、その時々に築き上げて遺したものを今の若い人たちがどんな風に見ているのか尋ねたいことである。
亡びたものをただ美的な興味で眺めているのか、それともこう乱雑になった世の中にも、自分たちの生活や血につながりのあるものとして、なつかしみ受け取ろうとする心が残っているのか確かめてみたい。
最後は、最初写真を撮った総門の前でパチリ（写真）。今まで訪問した京都の寺社の中でも最高と言えるほどの、本当に素晴らしいところだった。
（追記）
その夜、今回の京都行の最後の夜は、京都在住の会社の友人が連れて行ってくれた祇園のお茶屋でちょっとしたサプライズ。多麻のママと並ぶこの舞妓「まめ菊」はなんと出雲市出身！ 来春の都をどりで再会を約束。