Yamasaki 2014年11月・12月の我が家の出来事 - 9


京都(源光庵、常照寺、月読神社、地蔵院、西芳寺) - 3

常照寺7 常照寺8

白馬池へ至る道にある杉林(左写真)と、白馬池に写る紅葉(右写真)。


常照寺9

吉野太夫をしのんで建てられた茶室遺芳庵の壁いっぱいに切られた円窓(写真)。源光庵の「悟りの窓」のような完全な円ではなく、円の下部が欠けているのが特徴で、円に近づこうとしてまだ未完であると認識していた吉野太夫にちなんで「吉野窓」と言われているとのこと。


常照寺10 常照寺11

これまた源光庵と同じように、紅葉と、そのすすきとの取り合わせが美しい(左写真、右写真)。


常照寺12 常照寺13

吉野太夫の墓(左写真)。毎年4月の第2日曜日に吉野太夫をしのぶ花供養が行われる。彼女と、彼女の夫である、豪商で文化人の灰屋紹益二人の供養塔「比翼塚」(右写真)。塔のそばには歌碑があり、38歳で亡くなった吉野太夫を悲しんだ灰屋紹益の以下の歌が彫られている。

「都をば 花なき里に なしにけり 吉野は死出の 山にうつして」

そして、吉野太夫の遺灰をすべて骨壺におさめ、なんと骨壺の遺灰を毎日少量ずつ、酒に混ぜて飲んだという。


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