Yamasaki 2015年5月・6月の我が家の出来事


蘇州・上海

徹の父が日本の大学への留学の世話をし、大学卒業後に数年日本でのビジネスを経験した後、日中間の貿易の仕事を立ち上げて順調に成長させている中国人夫妻の娘さんの結婚式と披露宴が神戸の「蘇州園」であったが(このページに記載)、それに続いて夫妻の出身地である世界遺産「蘇州」で結婚パーティがあり、徹と淳子も出席した。


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蘇州は二度目である。一度目は上海からの日帰りで、当時工場長として上海に駐在していた友人夫妻に車で案内していただいて「拙政園」「寒山寺」「虎丘・雲岩寺塔」などを巡った(このページ)。今回もまず夫妻の中国での社屋と住居のある上海の浦東空港にはいり(左写真)、旦那様の車で、雨の中をかなり飛ばして(中写真)蘇州に行った。町に入ると、前回訪れた「拙政園」の案内板が目に入った(右写真)。


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今回蘇州で宿泊するホテルは、格式の高い「パンパシフィック蘇州」。お城のようである(写真)。


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また、広い「城壁」に囲まれている(写真)。「シンガポール建国の父である故リー・クアンユー首相が、中国との「蘇州工業団地」共同開発の件で蘇州に来るときには必ずここに泊まっていた」と、元蘇州の日本人観光客向けのガイドであった奥様から説明を受けた。

実は、趣味で油絵を描いていた徹の父は、たまたま写生旅行で母と二人で蘇州に来た時に、その奥様にガイドしてもらったことが縁で、日本の大学への留学の世話をすることになった、という経緯がある。ちなみに、徹の父が蘇州というか中国へ何回か行った理由は、もちろん写生旅行という意味合いもあったはずだが、戦後中国に残された日本人を立派に育ててくれた中国人に何か恩返しをしたいと思っていたからだと父は言っていた。当時、中国の若者の中には日本に留学したい人も結構いるのだけれども、日本に保証人(里親)が必要だったとのことで、中国に行けばそういう若者に出会えるのではないかと思っていたそうである。


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