2001年3月・4月の我が家の出来事-4
プロム(毅と遼)
今回の日本出張では、初めて東京だけではなく、京都も訪れた。同僚の研究者と共に、京都大学の総合情報メディアセンターを訪問することにしたからである。そして、徹が学生時代にお世話になった下宿は大学からほんの数分のところにあったので、現在どうなっているか、仕事が終わった後彼らと訪ねてみた。淳子と以前訪ねてからでも20年近く経っていたので、どうなっているか少々不安ではあったが、行ってみたらちゃんとあった。お世話になったおばあさんはもうなくなっていらしたはずだが、代が変わってもまだ学生相手の下宿屋を続けているようである。左の写真はその玄関前で撮影してもらったもの。壁がきれいにはなっていたが、ここは昔そのままである。このあと失敬して(というか昔から誰でもはいれるようになっていた)中に入ってみたが、新しく表面に板を張ってはあるものの、内側はまさしく昔の建てやそのままであった。そして、右の写真で指差しているように、徹が住んでいた6畳間の部屋も(もちろん入りはしなかったが)、そのまま残っていた。これには感無量だった。