サンノゼ・アリーナ（徹と淳子）

サンノゼ・アリーナで、プロ・テニスの「サイベース・オープン」が開催された。徹の会社がチケット購入の援助をしたこともあり、淳子と二人で夕方の試合を見に行ってみたら、何とアンドレ・アガシ（準決勝）を観ることができた。これはちょうど彼が打ったときにシャッターを切ったものである。打ったボールが（速いために）棒のようになって左端のほうに写っている。

日本人補習校卒業式（遼）

遼が毎週二日、現地校が終わってから通っていた日本人補習校を卒業した。卒業式はマウンテンビューにある教会を借りて、（人数が少ないため）小学校・中学校合同で行われた。左の写真は校長先生から卒業証書を受け取るところ（フラッシュが光らなかったため暗い；ゴメン）、右の写真は中学の卒業生全員で合唱しているところである。このときの曲、「あーよかった」という歌は本当に「あーよかった」と思える素敵な歌だった。３年間ご苦労様。なお、この日の前々日に行われた卒業式の予行練習のあと、我が家に中学の卒業生全員が来て夕食をとり、そのあと別の家でOver-Nightし、皆で思い出を作った。

ポートランド・シアトル

週末に家族でオレゴン州ポートランド（正確にはその隣の小さな町ワシントン州バンクーバー）へ徹の従姉妹を訪問しに行った。左の写真は着いた日に家族で行ったコロンビア峡谷のモルトノマ滝にて撮影したもの。滝を間近に見る橋まで歩いていったが、雨と滝の水しぶきでびしょ濡れになった。右の写真は次の日、従姉妹夫妻と訪れたピトック邸の庭で見事な桜の木を横に撮影したもの。このとき、毅と遼は市内ローズ・ガーデンで、NBAの試合を観戦した。

なおこの旅行では、以前家族でニューヨークへ旅行したときの帰りに、飛行機会社からもらった特典券を使った。飛行機がオーバーブッキングで、飛行機会社の求めに応じて一本遅らせたときに家族全員がもらったものである。アメリカでは飛行機のオーバーブッキングは珍しいことではなく、このように一人あたり２－３万円の国内旅行特典券をもらえたり、国際線のアップグレード券がもらえたりする。

徹はそのあと、コンピュータ関連の学会（ACM/CHI）へ参加しにシアトルに飛んだ。学会は、シアトルに新しくできた「ミュージック・エクスペリエンス」での音楽とコンピュータの融合に関する発表で幕を開けたが、その「ミュージック・エクスペリエンス」は音楽に関する参加型の博物館になっていて、エレキ・ギターとかドラムの演奏が楽しめるようになっている（参加者同士の即席のセッションも可能）。また懐かしいジミ・ヘンドリックスはシアトルの出身らしく、彼にまつわる衣装やビデオなどがそこで紹介されていた。それから、学会主催のパーティがボーイング社の航空博物館で行われたが、そこにはライト兄弟の最初の飛行機模型からエア・フォース・ワンとか宇宙船まで展示されており、楽しめた。

なお、写真は時間を見つけて行って来た「タコマ富士」と呼ばれるレーニエ山の麓、パラダイスと呼ばれる場所で撮影したもの。夏が近くなると花が咲き乱れ、それこそ天国のようになるそうだ。シアトルからもぼんやりとそれこそ「富士山」のような神々しいレーニエ山が眺められるが、近くまで行ってみると山頂付近には氷河もある険しい山である。

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