Yamasaki 2001年7月・8月の我が家の出来事-4


エバーグレーズ国立公園(徹)



Everglades National Park 1 Everglades National Park 2

Everglades National Park 3 Everglades National Park 4


前回フロリダにきたときには、キーウエストに車でいくときにチラッとしか見なかったエバーグレーズ国立公園を訪れた。まず入園するとすぐにビジターセンターに寄って、今日の「蚊注意報」を見る。そして今日は絶対必要だと言われた蚊よけのスプレーを買って体中に吹きかけた。それから最初に訪れたのが、ワニが見れるという場所、アンヒンガ・トレイルである。残念ながらそこではワニは見れなかったのだが、その代わりにびっくりしたのがこの標識である(上左写真)。ちゃんと言葉では書いてないが、どう見ても「これから2マイルはピューマが出る可能性があるので注意」という意味にしかとれない。ほかには車は見当たらず、なおかつ一人で運転していたので、さすがに緊張した。
そこからパインランドという松の林を散策したあと、目的地フラミンゴについた。ちょうど最終の観光船が船着場を出発するところで、さっそく乗り込んだ。船は運河を進み、群生しているマングローブの茂みに目だけを出しているアリゲーターに出会ったり(上右写真)、めずらしい野鳥にであったり、、、。いつも感じることだが、アメリカの国立公園では必ずレンジャーがいていろいろ説明してくれうのも楽しい。今回も、フロリダ半島が一種の砂州であること、アリゲーターとクロコダイルは違い、アリゲーターはそれほど怖くはないが、ここは両方いること、船のスクリューでこのあたりに住んでいるジュゴンがよく死ぬのでゆっくり進んでいることなど説明してくれた。そして船着場に戻ってみるとなんと大きなアリゲーターがいてびっくりした(下左写真)。怖くはないと教えられたので、近づいて写真を撮ったという次第。もう一匹ゆうゆうと泳いでいるのもいた。それから、おおきな鶴のような優雅な姿の野鳥(Woodstork)がいた(下右写真)。この鳥もジュゴンと同じく絶滅に瀕しているそうである。

この鳥をとろうと近づいたとき、なにやら変な音が近づいてきたが、それが蚊であった。瞬く間に大群に襲われ、服の上からも刺してくる。そして、はらってもここの蚊は離れない。大変に勇敢で、たたいて殺すしかないのである。大きさも日本の蚊の2倍以上あり、まるで小型のはちである。写真を撮るのもそこそこに、その場を走って離れた。ここでは夕食も取ったが、日本での「蚊帳」がはりめぐらされた食堂の中で食べた。大変なところであった。



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