Yamasaki 2002年5月・6月の我が家の出来事-4


京都 - 西陣界隈


Seimei Jinja


堀川今出川にある晴明神社へ行った。人気がでてきた陰陽師・阿倍晴明が祭ってある神社で、参拝客が多くなってきたせいか、改修工事が進んでいた。タクシーの運転手によれば、イスラエルのユダヤ教と関係があるとのこと。確かにこの神紋はそういう感じをおこさせる。

Minami-san Gallery Gion

晴明神社と西陣織会館の間にある元誓願寺どおりを西に歩いて、大宮通りを少し南に下ると、昔の町家を改修してつくられた、2軒のすてきなギャラリーがある。ひとつが、漫画家・南久美子さんの、文字と漫画を組み合わせた作品が楽しめる「Machiya de ほっ」(左の写真)。「なんとかなる」というような癒しの言葉が、ほのぼのとした漫画とともに、心をなごませてくれる。もうひとつは、有名な京の写真家・水野克比古さんのギャラリー「町家写真館」(左の写真)。この日は実は休館日だったのだが、ちょうど水野克比古さんのご友人が訪ねられてきたところだったので、水野さんご自身から「どうぞ」と言われて、お邪魔した。ギャラリーそのものも懐かしさを感じる素敵な町家であったが、なんと言ってもすばらしい写真の数々で、これらを見れば、もう絶対にその時期にその場所に行ってみたくなってしまう。残念ながら最も気に入った写真集は絶版とのことだったが、「京都・こだわりの散歩道」という著書にサインをいただいた。また、思いもよらず、館長さんでもある娘さんにお茶を振舞っていただき、感激した。そしてそのときいただいたお菓子「真盛豆」がこれまたすばらしく、そのお店「金谷正廣」の場所を伺ってその「真盛豆」を求め、お土産にした。

京都 - 銀閣寺


Ginnkakuji1

Ginnkakuji2 Ginnkakuji3

市バスに乗って、今出川通を東に向かい、銀閣寺に行った。ここは徹の学生時代の下宿からも近く、数度訪れたことがある。有名な観光地であるから、修学旅行生がたくさんいた(上段)が、その中に4人組の男の子達をつれた観光タクシーの運転手さんがいた。この説明がなかなかいいので、ずーっとついていった。アメリカの国立公園のレンジャーの説明並に詳しい。下段の2枚の写真は、その運転手さんが口上とともに「ここからの眺めを撮っておくべきだ」と男の子達に推薦していた場所で撮影したものである。



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